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- 物乞い -

バンコクのメインストリートには、多くの物乞いがいる。

子連れ、障害者、健常者、といろいろな姿をよく見かけるのだが、大雑把に分けて2通りの種類がある。

単純に怠けている物乞いと、稼ぐためにやっている物乞いだ。

そして、その稼ぐためにやっている物乞いには、さらにフリーと所属先がある物乞いに分かれている。

物乞いのための組織があるのだ。

物乞いを職業にしたいという者を集めて、彼らを毎朝所定の場所まで車で連れていきその日の売上げ?からマージンをとって生業にしているというものだ。

この組織に所属している者は、職業指導を受けることが出来る。より効率よく収入を得るために、物乞い同士の組み合わせも行われるという。

健康体に見える者には、痩せた子供を組み合わせるといった具合である。

要領を得た彼らのなかには、フリーになって下手な店の売り子よりも稼ぎの多い物乞いになる者もいるという。

私のタイ人の友人は、決して物乞いにお金を与えてはいけないという。

働いて、自分の力で得るものだと考えているからだ。

しかし別の友人は、自分はもちろんのこと私にまで強制的にお金を渡すように促す。

(これはいかがなものか…)

はたから眺めていると、旅行者はもちろん結構タイ人も小銭をあげている。

「かわいそうだから。」という理由と「タンブン(徳を積んで、来世で向上する)のため。」

など、人それぞれの考えかたがある。

個人的には、本物の物乞いと偽物の物乞いの区別をする必要はないと思う。

私自身はといえば、持ち前のお金があるないにかかわらず、心に余裕があるときには

小銭を渡し、暗い気持ちのときには素通りする。ようになった。なぜかわからない。

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