はじめての涙 プーケット 物乞い 死体博物館 犯罪専門誌 電脳市場 トゥクトゥク ソイカウボーイ 拳銃
- 電脳市場 (パンティッププラザ) -

バンコク市内のプラトナームにパンティッププラザという、デンパ…いやデンキ街がある。

日本でいうところの秋葉原街をコンパクトに一つのビルにまとめたような電脳市場である。

ここにはほとんどのPCやサーバを構築できるだけのパーツが売られている。

また、このパンティップ・プラザでは、正規品を違法にコピーしたいわゆる“海賊版”が堂々と販売されていることで有名である。

音楽CDを筆頭にビデオCD、パソコン・ソフトウェア、ゲーム・ソフトウェアなどのコピー版がところ狭しと並んでいるのだ。

“海賊版”だけに、買ってみたら表紙と中身が違っていた、とかまったく読みこめなかった、というケースがよくあるらしい。

値段は大体が1枚100バーツ(約300円)、パソコン・ソフトウェアにおいては100〜300バーツ(約300〜900円)と少しは正規料金に遠慮しろ!と言いたいくらいの破格なのだが、もちろんこれを購入して日本へ持ちかえる事は法律に反する。

しかしこのまま放置するようなタイ国家ではない。時折、一斉摘発が行われる。

どこでその情報を仕入れるのか、摘発当日は違法な商品が並ばない店があるという。

最近、足を運んで気がついたことがあるのだが、タイ人の客が大半で日本人もいることはいるのだが、多くはない。

観光地でないのはもちろんだが、やはりここはタイ庶民の場なのである。

にもかかわらず、日本人を目ざとく見つけては、

エロ!エロVCD!ヤラシイノアル、ヤスイ!」

とあちこちで叫ばれるのである。

まるで指をさされてお前はエロだエロ!と言われているような気持ちになってしまう。

その言葉にもいろいろあって

「スケベハコッチ」「キレイハダカ」「エロイッパイ」

など、他国語を覚えるならまずエロ語から、といわんばかりの日本語が飛び交っている。

そんなにも我ら日本人はここでエロVCDを買っていくのか!?

とあらためてタイから日本を冷静に眺めることができた。

いや、こんなことで日本がタイの経済の一部を支えているなどと、思われたくはないのだが…

一通り見るにはかなりの広さがあるので、疲れたらフードコートでタイ料理でも食べよう。

中心が吹き抜けになっているので、上階から下を眺め、人間観察をするのも面白い。

余談だが、ここに来るタイ人の顔つきと秋葉原にいるリュック姿の日本人の顔つきは、どこか似ている気がする。

いや、いい意味で。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送